2007年講座受講者の感想

出版技術講座の受講者が、卒業式を終えてブログに感想を掲載されていました。
リンクすることについて了解をいただいたのでご紹介します。

スポーツのひろヴァ | 出版技術講座卒業式

InDesign講座の報告とDTP業界での位置など

【受講者に依頼していた、3月31日のInDesign講座の報告と感想です。】

 3月31日(土)午後1時半から5時まで出版労連・春の出版技術講座・中級編「InDesign 凄ワザ トラブル・シューティング」が東日暮里の壮光舎印刷であり、27名が参加しました。壮光舎印刷からの講師は堀さん、渡辺さん、それにオペレータとして2名が揃うという万全の態勢。プロジェクターを使いながら講習がおこなわれ、途中で質問もでて、それに応えつつ進行しました。休憩でも講師に質問が途切れることなく、とても活気の充満した講座でした。
 ページ組版というオペレーションの現場の話はなかなか聞けることのない、興味深いものが多く「勉強になった」「どのように指定すればいいのかわかった」などの声も。 XMLからの自動組版や、ウインドウズヴィスタという新しいOSでは、従来の字体が変更されているという問題など突っ込んだ報告もありました。初歩的なことから、高度な問題まで幅広く展開されて、痒いところに手が届く講座でした。

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春の出版技術講座・デジタル校正術 感想

【4月7日の講座受講者のお一人に感想をお願いしました。アンケートに寄せられた感想・希望も参考にしていただいています。】

 4月7日開かれた校正講座の感想を、受講生の感想も交えて書いてみます。
 校正者にとっての鬼門は、現場のオペレーターだというのが、全体の話のなかでつかめました。
 「校正記号が通用しない、丁寧に赤字を書いてあげて一回で直るようにする。コピーアンドペーストのミスが多いから入れ替え記号は使わない」。
 背景にあるのは、印刷の現場では新人養成がきちんと行われず、しかも低賃金・長時間労働で定着しない。これはコストダウンを無理強いしている出版へのしっぺ返しともいえます。
 私の経験からいうと、表組みやキャプションなどを新たに入力した場合、コメントをつけてくれるオペレーターもいます。教育が行き届いているのか、これは印刷業界での努力によるのでしょう。校正者・編集者の立場からもどうすればオペレーターが助かるのか、作業が楽になるのか、研究する必要があるのかと思います。
 講師がDTP実践者なので「話が実践的でよかった」という感想もありました。校正のテクニックについての講座はよくあるが、実践的な話はなかなか聞けないので、講師の経験をもとにした話は「自分の実務に対する理解が深まりました。校正の際に見つかるミスの要因などがわか」ったと好評でした。
 フォント・ソフトの問題も大きなテーマでした。
「書体を変更したら、フレームからはみ出し、気がつかずに文章が切れたまま、紙面に出た」
 これはおそらく経験したことがある人も多いでしょう。あるいは「WORDでつくった原稿は和文と欧文の間に半角スペースができる」。こうした知識は必要なのに意外と知らない。なんらかの形でまとめて教育する必要があると思いました。
 受講生の感想全体を見回して、このような実践的講座がおそらく初めての人には、好評で、一方、聞いたことがある人には、「座学でなく、ワークショップ形式で」という要望も出ていました。私もミスの実例をプロジェクターで映しながら進めたらよかったのではないかと思った次第です。

 いずれにせよ、技術革新とそれに対応が追いつかないDTP現場のはざまでますます力量が問われる校正者、もっと勉強していかなければというのが率直な感想です。

(出版ネッツ・校正/編集 M)

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