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InDesign講座の報告とDTP業界での位置など

【受講者に依頼していた、3月31日のInDesign講座の報告と感想です。】

 3月31日(土)午後1時半から5時まで出版労連・春の出版技術講座・中級編「InDesign 凄ワザ トラブル・シューティング」が東日暮里の壮光舎印刷であり、27名が参加しました。壮光舎印刷からの講師は堀さん、渡辺さん、それにオペレータとして2名が揃うという万全の態勢。プロジェクターを使いながら講習がおこなわれ、途中で質問もでて、それに応えつつ進行しました。休憩でも講師に質問が途切れることなく、とても活気の充満した講座でした。
 ページ組版というオペレーションの現場の話はなかなか聞けることのない、興味深いものが多く「勉強になった」「どのように指定すればいいのかわかった」などの声も。 XMLからの自動組版や、ウインドウズヴィスタという新しいOSでは、従来の字体が変更されているという問題など突っ込んだ報告もありました。初歩的なことから、高度な問題まで幅広く展開されて、痒いところに手が届く講座でした。

 ところでこの講座はウインドウズマシンのOSで進められましたが、ひところDTPといえばマシンはマックで、ソフトはクォーク・エクスプレスという組み合わせでしたが、講座を聞いていて、もう今昔の感があります。ただ、印刷会社・制作会社の現状はどうかというとある業界関係のPR誌に、その辺りのことが掲載されていましたので紹介してみましょう。
 まずデザインDTP作業での使用OSはというとマックos9が40%で、osXを含めて7割ですが3割がウインドウズです。マシンのほうはG4という、やや古いものが32パーセントです。
 ソフトではアドビ社のイラストレーター8.0が35%で安定しているようです。レイアウトのソフトではクォークが5対4でInDesignを圧倒しているが、その内実はバージョンが4.1以前のものが9割で、バージョン6以降はosXでしか対応していないため、マックのosXだけの環境ではInDesignのほうが優勢だという。またカラーレーザープリンタは6割が導入しているようです。
 以上のことから見えるのは、依然として旧来のシステムで作業をおこなっているのが大勢だということです。やはり従来の資源を継続して使用しているという実態だと思います。業界そのものは好況とはいえないので、なるべく設備投資をせずに、コストをかけないで事業をおこなっているのが現状でしょう。しかしウインドウズでのデジタル入稿状況も整備されてきているし、処理能力の早い、そこそこの価格のウインドウズマシンが発売されている現状では、作業の効率化や合理化を考えると、ウインドウズ環境でInDesignが当たり前というような状況になる日もすぐそこまで、という気がします。

(anzai T)

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